今回の記事では、WordPressテーマ:賢威7のトップページやアーカイブページ、検索結果などに表示される記事一覧の抜粋部分を、指定の文字数に変更する方法を紹介したいと思います。
ここでは賢威7のビューティー版を使用していますが、それ以外のテーマでも同じようにカスタマイズすることができます。
目次
カスタマイズ前
↓ 賢威をインストールしたばかりの状態
カスタマイズ後
カスタマイズ 1
↓ 本文の抜粋記事を20文字に変更
カスタマイズ 2
↓ 抜粋記事を35文字に変更
はじめに
WordPressでは、フィルターフックという便利な機能があるので、今回はこれを利用して記事一覧の文字数を変更していきます。
フィルターフックという名前の通り、用意されたフックにかかっているフィルターに通して、表示する内容を変更するという感じのものです。
(たしか変数に置き換えるかどうか、という点がアクションフックとの違いで、それ以外は同じだった気がします ← 変数に置き換えるから上書きできる = フィルターに通せる)
なので、タイトルには「賢威7」と書いてありますが、賢威6でも動きますし、Stingerのような賢威以外のWordPressテーマでも同じように動くはずです。
1. WP Multibyte Patch のプラグインを有効化
まずはWordPressインストール時に用意されている WP Multibyte Patch のプラグインを有効化します。
https://wordpress.org/plugins/wp-multibyte-patch/
※ 日本語はアルファベットのように1バイトの文字ではないので、この WP Multibyte Patch のようなプラグインを使わないと、どうしても文字数をカウントするような場合に、おかしくなってしまいます。
2. functions.php を編集
次に functions.php を編集していきます。
親テーマ(賢威7本体)の functions.php や、子テーマの functions.php に、以下のコードを追加します。
function custom_excerpt_length( $length ) {return 20;}add_filter( 'excerpt_length', 'custom_excerpt_length', 999 );
これで記事一覧の抜粋部分の文字数が、20文字になりました。
2-1. 20文字以外の文字にする場合は
先ほどは抜粋記事の文字数を20文字にしましたが、20文字以外の文字数にする場合には、 return ○○
の○○部分をお好みの数字にすれば、それが抜粋記事の文字数になります。
なので 例えば 35文字にする場合の functions.php に追加するコードは、
function custom_excerpt_length( $length ) {return 35;}add_filter( 'excerpt_length', 'custom_excerpt_length', 999 );
となります。
このような要領でコードを変更すれば、お好みの文字数にすることができます。
↓ 抜粋記事の文字数が35文字になった
今回のカスタマイズは以上です。
最後まで閲覧ありがとうございました。